こんにちは、セミリタイアちゃんです!
お金の使い方は人生そのもの。夫婦の間でどのように家計管理を行うかは、家庭の幸せに大きな影響を与えますよね。私たち夫婦も、結婚当初は「誰が何を担当するか」を巡って試行錯誤し、何度も話し合いを重ねました。でも、最終的にシンプルでストレスの少ない分担方法を見つけることができたんじゃないかと自負しています。
リアルな友達に話すと大体びっくりされるので、ちょっと自慢したい気分もありますが(笑)、今日は、セミリタイアちゃん家の具体的な支出管理方法について、どうしてこの方法を採用したのかも含めてお話ししたいと思います。
一般的な共働き夫婦の家計管理のアプローチ
まずは、共働き夫婦がよく採用する支出の分担方法について見ていきましょう^^
共有の口座を使った方法
私の知り合いで多いパターンは、共有の口座を作って、共有口座に毎月一定額を入金、そのお金で家計を管理する方法です。共有口座にクレジットカードを紐付けておけば、日々の買い物で細かい計算をする必要がないので便利ですよね。
この方法では収入に応じて入金額を変えることができるため、たとえば、収入が多い方が少し多めに入金し、収入が少ない方は生活の負担を軽減できるように調整することが可能です。カップルの収入差がある場合にも柔軟性の高い方法と言えます。
支出の種類ごとに分担
もう一つの方法は、支出の項目に応じて担当者を決めることです。例えば、家賃や光熱費などの固定費は夫が担当し、食費や日用品費などの変動費は妻が担当する、といった形です。この方法では、各自の担当項目の範囲内で支出管理に自由度がある一方で、相手が支払っている項目についてはブラックボックス化しやすくなるというデメリットもあります。
例えば、妻が食費を担当している場合、スーパーやデパートで余計なものを買ってしまうことがあるかもしれません。夫はその支出内容を把握しづらいため、どこで浪費が発生しているのかが見えにくくなります。無駄使いが塵も積もれば山となり、数年後には「実は資産は増えていなかった」と気づくこともあり得ます。
我が家の家計管理について〜「基礎生活費」と「贅沢費」で分ける〜
セミリタイアちゃん家では、家賃、食費、光熱費、通信費、教育費などの「基礎生活費」は夫が担当、たまに行く旅行や少々値段の張る家具や衣服などのいわゆる「贅沢費」については私(妻)が担当する形をとっています。
トモダチ
基礎生活費全部?!旦那さんの負担大きいね〜(笑)
と言われることも多いのですが、この方法にした理由は、結婚当初、夫がいわゆる「宵越しの銭は持たない」タイプだったからです。夫は放っておくと、つい無駄な出費をしてしまうことが多く、収入に対して資産が増えづらい傾向にありました。たとえば、衝動的に高価なものを購入したり、必要以上に後輩にご馳走してしまうことがよくありました。
夫のようなタイプの支出をコントロールする方法として「お小遣い制」がありますが、私はこの制度がどうしても苦手です。というのも、例えば毎月5万円を自分のために使うとしても、最初からその5万円を「お小遣い」として渡されると、どうしても窮屈に感じてしまうことがあります。自由がないというか…「能動的にお金を使うのと、受動的にお金を使うのでは、感じ方が違う」と言うのが個人的な意見です。
そこで、夫にはお給料から基礎生活費(家賃、食費、光熱費、通信費、教育費など)を担ってもらい、残った額は自由に使ってもらうことにしました。夫の手取り額と基礎生活費のおおよその金額を把握しているので、夫が自由に使えるお金(いわゆる「お小遣い」)が大体いくらかは私にもわかっています。この範囲の中でお金を使う分には、例え一晩で泡と消えようが(笑)何に使うかは干渉しないことにしています。
かくして夫の浪費を戦略的に封じ込めることでセミリタイアちゃん家の支出は安定。それと同時に私のメンタルも安定(笑)。私のお給料は丸っと余る形になるので資産形成も捗り、旅行や家具・ブランド品などの贅沢品の支出は私が担当することで、家計のバランスを保ちつつ楽しみも大切にできるようになりました。
「基礎生活費」と「贅沢費」で分担するメリット
お互いに(少なくとも私にとって(笑))ストレスの少ない方法で支出管理を続けている我が家ですが、基礎生活費と贅沢費での分担をしていく中で気付いたことがあります。それは、普段の生活をするのにもはや私の稼ぎは必要ないということです。
結婚当初は私も家計を支える役割を果たしていたこともあり、仕事を辞めたら生活が立ち行かなくなる状況で、仕事をやめるという選択肢はありませんでした。しかし、基礎生活費を夫が担ってくれるようになってから、最悪私が働かなくても生活が成り立つということに気付き、そして資産も順調に増えていったんです。この経済的な安心感がもたらす精神的な余裕は非常に大きなメリットです。「働かなくても大丈夫」と思えることが、私にとって大きな安心感となり、余計な不安や焦りが減ることで、セミリタイアという新しい挑戦をすることもできました。さらに、私が続けられなかった「会社員」を楽しそうにこなし、毎月安定したお給料をいただいてくる夫への尊敬の気持ちも高まっています。
セミリタイア
ちゃん
「基礎生活費」と「贅沢費」での分担、意外と夫婦円満にいいのかも?笑
セミリタイア後の家計管理は変わったのか?
共働き時代から基礎生活費は夫、贅沢費は妻(私)が担当するセミリタイアちゃん家ですが、妻(私)のセミリタイアによって支出の分担は変わったのでしょうか?
答えはノー。支出の分担は変わっていません。引き続き、贅沢費は私が支払う形です。
セミリタイア後、私の会社からの収入はゼロになりましたが、先日アップロードした資産収入報告ブログで書いたように投資によるインカム(不労所得)を得います。この資産収入を贅沢費に充てるようにしています。このように、少ないながらも資産収入に支えられて、セミリタイア生活中でも、夫の自由に使えるお金は減らすことなく、資産収入によってたまに旅行に行くくらいの贅沢はできる状況を維持しています。
今後の目標はやはり、「資産収入によるキャッシュフローの最大化」により、贅沢費に厚みを持たせ、人生をもっと楽しんでいきたいと考えています^^
まとめ
今回は、セミリタイアちゃん家の家計管理についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか?我が家では「基礎生活費」と「贅沢費」の分担が今のところ最適な方法だと感じていますが、もちろん、これはあくまで一つの例です。皆さんの家庭にとって最適な家計管理方法は、きっとそれぞれ異なるはずです。
もし、家計管理に悩んでいる方がいれば、ぜひこのブログをきっかけにパートナーと話し合ってみてください。お互いの価値観やライフスタイルに合った方法を見つけることで、皆さんがより安心して楽しく生活できることを願っています。
それでは次回のブログでお会いしましょう。セミリタイアちゃんでした♪