こんにちは!セミリタイアちゃんです🌸
ついに、私たちが待ち望んでいた SBI SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド) から、初回の分配金が発表されましたね✨
皆さんの元にも、無事に届きましたでしょうか?
今回は、私が受け取った分配金のリアルな金額と内訳に加えて、
「実際いくら投資して、どれだけ分配されたの?」
という投資元本ベースでの利回り計算や、特別分配金の真相、
さらにはライバルである楽天SCHDとの分配方針の違い、そして「SCHDってそもそも何?」という基本まで、まるっと解説していきます!
🧩SCHDとは?──米国の安定感バツグンな“高配当エリートETF”
**SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)**とは、アメリカのチャールズ・シュワブ社が運用する、**米国の高配当・優良企業に分散投資できるETF(上場投資信託)**です。
特徴 | 内容 |
---|---|
投資対象 | 米国の大型優良企業(例:コカ・コーラ、ジョンソン&ジョンソンなど) |
配当頻度 | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
経費率 | 年0.06%と超低コスト✨ |
ポイント | 連続増配・財務健全性・高配当のバランスが◎ |
📌特に魅力なのは、「配当が安定していて、かつ増配傾向が続いている」という点!
実際に、過去10年以上にわたり減配なし。長期で安定した収入源を目指す投資家にとって、非常に心強い存在です。
なぜ今、日本でSCHDが注目されているの?
本家SCHD(米国ETF)は、高い増配率・安定した銘柄構成・低コストという三拍子そろった優秀な高配当ETFです。
「長期で持てば配当が育つ」として、アメリカ本国でも人気の高いETFの一つです。
そんなSCHDですが、現在はチャールズ・シュワブ社の方針により、日本の証券会社から直接購入できない状況が続いています。
しかし!
2024年末〜2025年にかけて、
✅ SBI SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド)
✅ 楽天SCHD(楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド)
といった、SCHDを実質的な投資対象とした日本向け投資信託が登場!
これにより、日本の投資家も円建て・NISA対応・少額から、
“ほぼSCHD”に投資できる環境が整ったことで、一気に注目が集まりました📈
さらに、2024年からの新NISA制度で「成長投資枠」が拡大されたことも追い風に。
高配当×長期保有×非課税の相性が良すぎる!と話題になり、
現在も急速に純資産を増やしています。
SBI SCHD 約300万円の投資に対して得られた分配金はーー?
私も今年のはじめに SBI SCHD を購入し、
「いつ分配金が出るのかな?」とワクワクしながら待っていた一人です✨
そしてついに──
2025年6月、初回分配金の通知が届きました!
さっそく、実際に私が受け取った分配金の金額と、
そのときの**投資状況(評価額・損益・利回りなど)**をまとめてみました👇
📊 分配金&投資元本まとめ
口座 | 投資元本(円) | 評価額(円) | 評価損益(円) | 分配金(税引後) | 利回り(税引後) |
---|---|---|---|---|---|
NISA(成長投資枠) | 2,385,315 | 2,178,230 | -207,084 | 14,895 | 0.62% |
特定口座 | 538,868 | 493,327 | -45,540 | 3,249 | 0.60% |
合計 | 2,924,183 | 2,671,557 | -252,625 | 18,144 | 0.62% |
▶︎ 約292万円の投資元本に対して、初回分配金は18,144円(税引後)でした!
年4回分配なので、年換算では約2.5%前後の利回りが想定されます💰
SBI SCHDの分配金は「タコ足配当」じゃない!
今回の分配金(1万口あたり62円)を見て「意外と少ない…?」と感じた方もいるかもしれません。
でも、これは本家SCHDの3月配当(年間で最も少ない時期)を反映したもの。
6月・9月・12月の分配はもっと多くなる傾向があるため、今後の増加が期待できます!
私自身、初年度の利回りの期待値は年4%程度だったので、今後の動向を見守ろうと思います👍
さらに注目なのが、分配の中身です。
- 分配金は、費用控除後の実質収益(62.2円)から、ほぼ全額を分配
- 収益調整金は原則使わない方針
これは、**「きちんと利益が出ている範囲で分配している」**という証拠。
いわゆる“タコ足配当”(元本取り崩し)とはまったく異なります💡
「普通分配金」と「特別分配金」の違いを解説
今回の分配金、私の場合はNISA・特定口座ともに「特別分配金(非課税)」扱いでした。
これは正直に言えば、高値でつかんでしまったからです…!🥺
とはいえ、これで焦ることはまったくありません!
なぜなら、私はもともと長期保有が前提だからです。
株式は短期的な波はありつつも長期的には右肩上がり。今の高値は未来の安値前提で投資しているので問題ありません。
📚 投資信託の分配金には2種類あります
種類 | 中身は何? | 税金 | どういう意味? |
---|---|---|---|
普通分配金 | 運用益(利益)からの分配 | 課税あり | ファンドがちゃんと儲かって、その利益を受け取る |
特別分配金 | 元本の払い戻し | 非課税 | 利益ではなく、自分のお金が戻ってきてるだけ |
💡どうして特別分配金になるの?
これは、自分が買ったときの価格(取得価格)と、
今回の分配金が支払われた後の「基準価額」の関係によって決まります。
- 基準価額 < 取得価格 の場合 → 特別分配金(非課税)
- 基準価額 > 取得価格 の場合 → 普通分配金(課税あり)
つまり、高値で買って、今ちょっと評価額が下がってる状態だと、
利益が出ているファンドでも、形式上は「元本の払い戻し」として非課税になるというわけです。
🐙 タコ足配当とは違います!
「特別分配金って危ないの?」と思う方もいるかもしれませんが、
今回のSBI SCHDの分配は、ちゃんと本家SCHDの配当収益に基づいた“実利”のある分配です。
いわゆる「タコ足配当(元本を無理やり削って支払うもの)」とは違い、
中身はしっかりしているので、その点は心配無用です◎
SBI SCHD vs 楽天SCHD:分配スタイルの違いに注目!
両ファンドは、どちらもSCHDを投資対象にしていますが、分配のスタイルが全然違います!
ファンド | 分配スタイル | 初回分配金 | コメント |
---|---|---|---|
SBI SCHD | 実際の配当収益のみで分配 | 62円/万口 | 慎重・安定型。収益調整金は使わない。 |
楽天SCHD | 配当+収益調整金も活用 | 85円/万口(うち30円は調整金) | 積極型。手取りを重視したスタイル。 |
楽天SCHDは見た目の分配金が多く感じますが、その一部は過去に積み立てていた調整金を取り崩したもの。
一方、SBI SCHDは今期の配当収益のみで勝負しており、「分配金の質」を重視する人に向いているなという印象です。
セミリタイアちゃんの投資方針と今後の見通し
私は今後もSBI SCHDを長期保有&コツコツ買い増ししていくつもりです🌱
- ✅ 分配金は今を楽しむために全力で使う☺️
- ✅ 投資余力が出来次第、為替や評価損は気にせず、ドルコスト平均法で買い増し
- ✅ 分配の“質”を信じて、じっくり育てていく
NISAの非課税メリットも活かしつつ、少しずつでも「現金収入」を作る仕組みを積み上げていきます!
まとめ:投資信託の分配金は「仕組み」も理解しておこう
今回のSBI SCHD初回分配金の発表を通じて、
ETFと投資信託の違いがくっきりと見えたように感じています。
投資信託の分配金は、ファンドごとの方針や裁量が大きく影響するため、
同じSCHDを投資対象にしていても、
「どんな出し方をしてくれるか?」はまったく別物なのだと改めて実感しました。
✅ ETFは、決まったルールに従って淡々と配当が出るシンプルさが魅力。
✅ 投資信託はファンドの運用方針や受益者の状況も反映されやすい。
個人的にはETFのほうがシンプルで好みですが、
日本から本家SCHD(ETF)を直接買う手段がない現状、
SBI SCHDや楽天SCHDといった投資信託を活用するのが現実的な選択肢です。
📌今回の要点まとめ
- 初回分配金は18,144円(税引後)、投資元本292万円に対して0.62%(1回分)
- SBI SCHDは「当期利益の範囲内で分配」。慎重で堅実な方針
- 楽天SCHDは「収益調整金も活用して分配」。分配重視の積極スタイル
- 特別分配金は、円高や取得価格との兼ね合いで発生。
ファンドの運用が悪いわけではないので、焦らなくてOK
このように、見た目の数字だけでなく“中身”をきちんと理解することが、
長期的に資産を育てていくうえでとても大切です。
これからもセミリタイアちゃんブログでは、リアルな投資実績と体験談に基づいた情報を、
わかりやすく発信していきます📣
引き続き、よろしくお願いいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊